みなさん、こんにちは。

牛窪光司です。

今回は、Our Future Society 未来社会のビジョンの第6回目です。

テーマは、「自分の将来の願いを書き記すこと」と題して、来るべき地球の新しい世界「シャンバラ」を築くために、今、私たちが取り組むべきことについて書いています。

これは、シャンバラアンカーの6番目であり、自分の将来の願いを、しっかりと書き記すことが、これからは大事になってきます。

私たちは、口にしただけだと、すぐに忘れてしまうと言う癖がありますからね。

日頃から願望をノートなどに書いて、しっかりと記憶に刻印して、いつでもリマインドできるようにすることが求められています。

 

Our Future Society
未来社会のビジョンVol.6  

「自分の将来の願いを書き記すこと」

 

1 将来の願いがシャンバラ創造の土台となる。

今、地球は新しい時代を迎え、人類も新しい世紀を迎えようとしています。
今までの文明の基盤は古いものとなり、新しい基盤を構築する時代に、すでに突入しています。

人類が作り上げてきた文明そのものが、根本から変貌を遂げるためには、その土台となるもの、次の文明のエッセンスとなるものが、どうしても必要になってきます。

それは人類の集合意識レベルの希望であり、それこそが次の世界の土台を作り上げることになるでしょう。

 

すべての人々が、これからの新しい時代に際して、どんな希望や願いを持っているのか?
これを自分のマインドにしっかり刻印し、それを日々思い描きながら生きることが、とても必要になってきます。

未来への自分の願望や願いが、次の世界を構築するために強力な礎となるからにほかなりません。

それがなければ、人類はいつまで経っても現状に停滞し、今の生活に甘んじていて、なかなか自分の人生も、世の中も変えることができないでしょう。

純粋な心になって浮かんでくるエッセンスこそが、シャンバラの青写真を表しています。
そのシャンバラの青写真こそが、人間の一人ひとりのDNAの中に刻印されていて、その情報は、真摯になって、素直で純粋になれば、おのずと蘇ってきます。

心の奥底から、魂から湧き出る、スピリットが携えてきた本当の次の時代のエッセンスであり、次なる世界の土台。

自分の願いを純粋に描けば、必ずシャンバラのエッセンスを記すことになるでしょう。
そうやってシャンバラの土台を書き記すことになります。

全員の魂に刻印されたシャンバラのモデル、そのあり方、これを一人ひとりが、内側から引き出して、それを書き留めるということ。

これを心の中に思い起こし、いつも意識すること。これがシャンバラを実現する大きな手立てとなります。

一人で思い描こうとしてもなかなか願いや願望が書けないこともありますね。
そんな時は前回お話ししたように、他の人とのコミュニケーション、語らいの中で、素直な自分になって願いシェアするのもいいでしょう。

他人に話すことで自分の内面の奥深くを掘り起こすことができ、おのずと真摯な願いが出てくるものです。
そのようにして、自分の魂にフォーカスして、そこに眠っているシャンバラの意識を顕在意識へと蘇らせることが、この作業となります。

絶えず、シャンバラの世界とはどんなものかを意識することによって、徐々に新しい世界の在り方も、また自分の人生の新しい生き方も思い出すことになります。

そして人生の目的や、この地球で行うべきミッションにも気づいてきます。

 

2 スピリチュアルな意識革命の到来

今、新しい時代に突入し、人類の一人ひとりが自分の魂やスピリットに、今まで以上にフォーカスするときが来ています。

これまでの時代は、外側に自分のエネルギー(欲望や願望)を向けて、社会的な成功や金銭の利潤を追い求める時代が何千年も続きました。
これ自体は悪いことではありません。

しかし21個のシャンバラアンカーが降ろされたことで、人間は永遠なる命を持った一人の神としての在り方を思い出す、更なるサイクルに入っていきます。

そのために物質的な領域ばかりを追いもとめる時代は終わりを告げ、内なる神に向かっていく方向へと、地球や宇宙の流れが移行しています。

なぜならば、一人ひとりの人間の内側にこそ、あなたの真実があり、あなたの本来の人生の目的やミッション(使命)や、あなたが一人の神としての在り方があるからです。

人類はそのようなスピリチュアルな意識を急速に目覚めさせる時が来ています。

 

外側から内側へと向かっていく時代、肩書きやお金、あるいは肉体的な満足を得る時代から、内側の魂の喜びにフォーカスしていく時が到来しています。

そして、内側の喜びをしっかりと認識すれば、外側にもその喜びが見いだされ、内なる自分と外なる自分のバランスが保たれ、心身のあらゆるレベルでの統合が進んでいくでしょう。

そのような形で人類はスピリチュアルな意識革命を果たしていきます。

自分の心や体も含めて、人間としての進化を果たすために、今、静かな心になって、自分の内側から湧いて出てくる願いや願望をかき記すことが大事なときです。

 

3 マインドを空にして自分の願いにフォーカスする!

さて、私たちは日常生活の中で、喜んだり、悲しく思ったり、とても満足したり、苦しんだり悲しんだり、喜怒哀楽を味わいながら生きていますね。

それは肉体にある五感というセンサーを使って、自分の意識の在り方を決定づけていることによります。

しかし、多くの人々は、外側からやってくる感覚に翻弄されるままになり、内側の魂、人間の本質的な在り方を忘れているのも現状でしょう。

ですから、願望や願いを書き記す際には、五感からやってくる情報に心や感情が左右されず、惑わされないように、よくよくコントロールする必要があります。

自分自身の内側の領域にフォーカスして、マインドをしっかりと空にして、内なる魂と一つになっている状態。
これは内側の自分と一体化していて深い瞑想に入っているのと同じような状態だと考えてください。

そのようになってこそ、本当の自分の願いが湧き出てきます。

雑念で頭がいっぱいになっているベータ波の状態では、自分の望みや願望を書き記してみても、単なる欲望や一過性のものばかり出てきてしまいます。

とても満足するものであったとしても、内なる心から出たモノでなければ、砂上の楼閣と同じで、あまり価値を見出せないでしょう。

自分の内から本当の願望を引き出すコツがあるとすれば、マインドを落ち着けて、深い瞑想状態に入ってこそ、将来の正しい願望を導き出すことができます。

このシャンバラの21個のアンカーは人類の輝かしく、理想的な未来を創造するものでもあります。

またこれらは過去にあったものでもあり、そしてまた、人類一人ひとりの深い深い意識の中に、すでに埋め込まれたものでもあり、魂やDNAレベルで一人ひとりの身体の中に刻印されているものでもあります。

 

4 シャンバラは、既に「ここ」にある!

つまりこれらは、本質の中の本質、すべての真実の在り方を表しています。

あまりにも人間の意識は、内側の真実の核(コア)からかけ離れているので、これら21のシャンバラアンカーの本質にアクセスすることが難しい状態です。

そのために瞑想に似たような意識レベル、高い波動の意識にならなければ、シャンバラアンカーに関する意識を思い出すことは難しいでしょう。

ですから、かいつまんで言ってしまえば、全てのアンカーに関する内容は、深く波動の高い意識になってこそ、はじめて人間は掴むことができ、シャンバラの世界を生きることができようになります。

すでに、この地球の新しい世界はここにあります。
人類一人ひとりの内側に存在していて、それは大昔から存在しています。

今も存在し、未来も存在し続けている。
自分自身の意識レベル如何によって、シャンバラを生きる人もいるし、かけ離れた生き方をしてしまう人もいます。

多次元の世界が同時に存在しています。

だからこそ、すでに今、シャンバラはあるといってもいいでしょう。
これは、一般常識の考え方では、理解するのは難しいかもしれませんが。

人類が内なる自分の中心にフォーカスすること。
それから真摯な気持ちになって自分の将来の願いを表明すること。

それが平和な新世界へとシフトするコツとも言えるでしょう。

(完)

 

「世界はどう変わるのか?」

Our Furtur Society
未来社会のビジョン推進会議