こんにちは。
牛窪光司です。
さて、未来社会のビジョンの4回目は、母なる地球、マザーガイアのパワーについてです。
さて、私たちは地球の上に暮らしていいますね。
でも、普段、地球のことはあまり意識することはなく、毎日を送っていると思います。
そんな私たちですが、実はこの地球から物凄い恩恵を受けながら生きているのです。
ガイアのエネルギーがなければ、私たちはうまく生きることができません。
それは、母なる地球と言われるように、すべてのものを産み出し、育んでいるということからも、なんとなく理解できますね。
かつて、私たちの祖先は理解していましたが、今の私たちは忘れてしまった、この地球の素晴らしきエネルギーについて、今回、メッセージをお届けします。
新しい未来世界シャンバラを作るために、
今、マザーガイアのエネルギーとしっかり使って生きることが大切です。
Our Future Society
未来社会のビジョンVol.4
「マザーガイアのパワーを使いこなそう!」
1 私たちの身体はマザーガイア(地球)から作られている!
今、この惑星上に生きているすべての存在は、マザーガイア、つまり地球から作られています。
地球という惑星が46億年前に誕生し、それ以来、一つの生命体として進化を続け、土壌が整った段階で人類が生まれました。昔から母なる地球、母なる大地と言われている理由は、そんなところから来ています。
母性というものは、すべてを産み、すべてを育む。マザーガイア(地球)の特徴は、そのような役割を持っているのです。
ですから、この地球を無視しては、人間をはじめ、すべての動植物は生きることができません。なぜなら、前に述べたとおり、すべてのものが母なるマザーガイアからはじまって、それを土台にながら生きているからです。
実は私たちは、日々生活をしながら、マザーガイアからのパワーを受け取っています。そのせいで、毎日元気に生きることができるのです。
足の裏からマザーガイアのエネルギーを感じ、ルートチャクラからそのエネルギーを吸収して、肉体がうまく機能するように、無意識ではありますがガイアのエネルギーを使っています。
肉体のエネルギー構造は、そのようにできているのです。
こうした命のエネルギーの流れについて、多くの人は感じることができず、ただ地面の上を歩いたり、その上で生活しているだけと思っているでしょう。
しかし、このように無意識のうちに、人間や動物、植物は、「生きる」ということについてエネルギーのサポート受けているのです。
今、この重要な事実を、しっかりと認識すべき時が来ています。つまり、地球を無視していては、肉体そのものを上手く動かすことができず、ひいては生命を維持させることが難しくなってしまい、病気になったり、種の維持・保存などにも支障を来してしまいます。
古代の人々は、このことを直観的に理解していました。
しかし現代人は、こうしたエネルギーに支えられながら生きていることを完全に忘れ去っている状態です。
その結果、マザーガイアから意識が離れ、地球を大切にする心も忘れ、自然を破壊するばかりになっています。哀れなことに、それが自分たち自身を危機的な状況に追い詰める結果となっているのです。
この地球上のすべてを育むパワーと、しっかりつながりを持ちながら、毎日を生きていく、これが来るべきシャンバラの世界において、基本的な生活条件となるでしょう。
それなくしては、本来の命としての在り方、つまり豊かな感性と創造力を持ち、慈悲や愛を分かち合った平和な社会を創るということは難しいと思います。
これから、新しい未来社会を作るには、私たちの生命全般の土台を支えているマザーガイアのエネルギーをしっかりと意識することが大事になります。
2 地球は私たちの母親である。
ご存知のとおり、今、人類による自然環境の破壊が深刻です。
空気や水、土壌の汚染も激しく、この惑星全体がとても病んでいる状態です。
文明の高度化と産業の発展は自然環境を著しく変化させ、利潤追求によって本来の自然の在り方を完全に変えようとしています。
熱帯雨林の伐採、鉱物採掘、都市開発など、さまざまな人間の活動が地球に大きなダメージを与えています。
それは本来の自然のありを無視して、自然のエネルギー循環を混乱させるようなことを起こしています。これはある意味、地球から生まれた人間という子供が、その産みの母親である地球を支配するほどの力を持ったということです。
しかし人間自身が、この地球から生まれ、地球に育まれ、そして地球を基盤にして生きている以上、自分の家を壊すようなことをしていては、いつかは滅んでしまいます。
いまの人間にとって必要なのは、目先の利益や、利己的な生活を追求することではありません。
もっと惑星規模で物事を考えて、自分たちが、この惑星で生きることができる理由について、もう一度考え直すときが来ています。
地球の土も、海も、水も、空も、すべてが汚染され病んでいます。この事実をしっかりと見つめ直し、専門家だけではなく、一般の人々も一緒になって、そのことに意識を向けるべきです。
今、世界中で自然環境や気象に関する様々な会議が開催され、それを改善すべく対策が練られています。しかし、あえてここで言うならば、それらのものは対症療法に過ぎず、つけ刃のように一時的な改善を図るものでしかありません。
それよりももっと深く、冒頭に申し上げたように、このマザーガイア、地球というものがどのような役割を持っていて、そもそも生命にとってどのような重大な機能を持っているのか、そのことを誰もが認識すべきです。
マザーガイアが母なる存在である以上、私たちは、自然と対峙してきた従来の価値観を転換し、自らの母親として、自然に接していく必要があります。
3 健康になるにはガイアの純粋なエネルギーを摂取すること。
次は、食べ物に関することです。
私たちは地球から生まれた動物や植物などを食材として食べています。こういう形でもマザーガイアからエネルギーを分け与えてもらいながら、自分の命を維持することができています。
つまり、食べ物によっても、人類は生かされているということです。
ですから、そうやってエネルギーを身体に取り入れているのであれば、その取り入れるエネルギーの質がとても大事になってきます。
しかし、今、食べ物のエネルギーがひどく汚染されているため、(多くの人はそれに気づいていませんが、)健康被害が表面化しつつあります。
その汚染は、かなりのレベルで広まっていて、特に農薬や加工食品の添加物などによって、人体の本来の機能が麻痺したり、機能不全になったりして、深刻な病気を引き起こす要因にもなっているのです。
慢性的な病気、不定愁訴、病気であると判断できない症状、こうしたものの原因の多くは食べ物に含まれている農薬や化学物質、添加物などが原因である可能性が指摘されています。
人類の経済活動のために、そうしたことがどうしても必要悪として行われていますが、しかし、健康で豊かな社会を築く上では、この食べ物のエネルギーの質を変えていかねばなりません。
現在、人間はマザーガイアの純粋なエネルギーを摂取できにくくなっています。
本来の自然な食材を食べているのであれば、現代人たちが抱えている慢性的な病気はかなり減少していくでしょう。
マザーガイアのエネルギーを歪めてしまい、汚染された状態で使っているので、人類は自分で自分の身体に害を与えているような状態です。
その結果、不必要な薬物の使用、診療、手術も行われ、世界各国で医療費が膨らみ続けています。
日本を例に取ってみても、医療費が国家予算の3分の1以上にもなり、巨額な財政負担となっています。本来は純粋な形でマザーガイアのエネルギーを扱い、摂取しているのであれば、このような事態にはならないはず。
もう一度、この地球を見直して、本来の健康な人間のあり方について考え直す時が来ているでしょう。
4 想いを具現化させるには、しっかりと地に足をつけること!
人間はスピリットが肉体の中に入り込み、そして物質界という世界を生きています。
この物質の世界では肉体を使って自由に生活を楽しみ、自分の可能性を発見し、喜びの人生を生きていく、ということが一つの使命でもあります。
それに必要なのは、この大地としっかりつながっていることが必須です。
7つのチャクラを開き、マザーガイアとエネルギーがつながっているのであれば、人生の願いや目標、計画など、人生を現象化させることに大きく役立ってくれます。
つまり、大地と自分がつながっていなければ、自己実現を果たすことが難しいということです。
なぜなら、自分が考えて計画し、実行しようとしたことは、そのエネルギーがルートチャクラから大地に流れて具現化するというシステムになっているからです。
人々が、この大地から浮き足立ってしまうと、育むエネルギー、つまり形づくるエネルギーを受け取ることができず、あたかも宙に浮いたような状態になってしまいます。
ちょうどこの状態を表した映画があります。「天空の城ラピュタ」がそのことを物語っています。
人間が本来の自分の人生を歩み、自分の想いを現実化させながら生きていく。そうしたマニフェステーションの力を持っているのがマザーガイアです。
ですから、自分の身体のエネルギーを開き、マザーガイアと繋がって生きることが、とても有意義なのです。
しかし、今や世界中で高層マンションなど、とても高いビルが乱立していますね。
高い階層に住む人々にとっては優雅な暮らしと思っているかもしれませんが、こうしたことに、充分に気をつけなればなりません。
5 積極的にマザーガイアのエネルギーを使おう!
まず第一に、最も大事なことは、冒頭に述べたように、地球あっての人間だということ、マザーガイアあっての生命であるということを考えなければなりません。
ということは、ガイアのエネルギーを正しく使うことが前提になってきます。
農産物をつくり、流通させ、多くの人に食べてもらう。そこに農薬を使用していては、大自然の意志と離れてしまいます。
人間はその乖離によって体のD N Aに支障をきたし、潜在的な不健康を抱えることになりました。
運動などによって、人間が健康増進を求めるのもそうです。
スポーツクラブなど、室内で行うものはマザーガイアのエネルギーを取り入れているとはいえません。単に肉体のみを鍛えているだけです。
真に肉体を健康にするためには、どうしてもマザーガイアの純粋なエネルギーを扱う必要があります。
屋外に出て、大地としっかりとつながって、空気の良いところ、日光が溢れているところでエクササイズを行えば、気のエネルギーをたくさん取り込むことができるので、かなりの効果が得られます。
大自然に流れている気のエネルギーは、肉体だけではなく精神まで安定させて、人間は健康になっていきます。
健康になるために、このような形でマザーガイアのエネルギーを使うことをお勧めします。
こうした考え方ややり方を各分野で応用すれば、新たな発見をもたらすでしょう。
教育もそうです。教室の中で教えてばかりいるのではなく、もっと自然のエネルギー場を利用することが大事です。つまり自然環境の中で行うこと。
例えば、きれいな水があるところで、清々しい空気を吸いながら、時には動物に触れたりしてもいいでしょう。
こうした教育方法を行うと、五感がフルに活性化するので記憶力が倍増します。その人の感性が豊かになり、個人的な能力がもっと開くからです。
様々なマザーガイアのエネルギーを使う方法はいろいろあります。
病院でもそうです。マザーガイアの大地のエネルギーを病室などに、たくさん取り入れることで、病気が治癒する度合いはいっそう増すでしょう。
オフィスにおいても、家庭の中でもそうです。人間関係のコミュニケーションがスムーズになり、良好な人間関係を形成することができます。
テーブルに花を置くと会話がはずむという例がありますね。植物は人間の精神をリラックスさせるので、人間関係に大きく寄与するからです。
また、ビジネスの世界においても、マザーガイアのエネルギーを正しく使うことが有効です。
例えば、オフィスに植物などの緑を置いて、その周りに土を敷くこと。マザーガイアは大地でもあるので、土をそこに敷くことで、たくさんの自然のパワーを取り入れることができるようになります。
また、廊下の両端に土を敷いて、その中に植物を並べて、あたかも緑の回廊のような通路を作ってもいいでしょう。
そして出来るならば、水が流れるスペースも作ります。すると四大元素が建物の中に満ち溢れ、そこが地球そのものになっていきます。
つまり、マザーガイアのエネルギーの中にいるようになり、ガイアのパワーをたくさん取り入れることで、とても心地の良い空間へと様変わります。
すると、五感が冴えて、新種のアイデアも沸きやすくなり、仕事の生産性も向上します。
今、この地球上では、様々な建築家が自然のエネルギーをたくさん取り込み、それを応用して快適な居住空間を作る試みがあちこちでなされています。
外氣を自動的に取り入れたり、太陽光線を天気に応じて室内に取り込むシステムなど、中にいても自然を感じられるような居住空間を作る建築家もいます。
彼らは自然のエネルギーが人間に与える影響をよく理解していて、さまざまな趣向を凝らした家づくりをしています。
人間は生きている生命である以上、この母なる大地から離れることはできません。
ですから、現代の人工的なものに囲まれている生活スタイルを変え、もっと自然の中に回帰していくこと、それが未来社会シャンバラにおける生活スタイルです。
そこは高度なテクノロジーを維持しつつ、自然と調和しながら暮らしている、そのようなライフスタイルに変わっていくことでしょう。
そのためには自然の価値にしっかりと目覚めることです。
家庭や教育、医療、職場など、すべての活動や領域において、今、人間は地球とのつながりをもう一度見直して、より自然のリズムに沿った生き方が求められています。
自然と人間がひとつになり、「本来の人」としての在り方を取り戻していけば、今度は、自分の中に神聖さを見出し、宇宙とのつながりも強くなっていきます。
そして人間は、宇宙と自然のリズム、普遍的な原理に基づいて文明を作り直していきます。
物質への集中からエネルギーの世界へ、そしてスピリチュアルな領域へと、人間の意識はその矛先を変えていきます。
そのような自己意識の進化が、今、最も強く望まれています。
それには、まずマザーガイアのエネルギーを、正しく使いこなすことが必須であり、そうすれば私たち自身をはじめ、私たちの社会も、より質の高いものへと進化していくでしょう。
世界の平和と繁栄は、そのように足元からの取り組みによってもたらされるのです。
(完)
〜未来社会のビジョン推進会議〜