「自分が何をしているのか分からないような感覚でいた。まるで自分が機械の歯車になっているようだった。。。。」
冬季オリンピックが開催されたばかりの中国。
30代のある若者は、深圳にある大手I T企業でデータ分析の技術者として働いている。
彼はI T関連の先端産業で活躍する日々を過ごしてる。
しかし、その一方では過酷な労働環境の中に生きていた。
朝9時から夜9時まで、週6日働く。
つまり、一日12時間労働で週休1日。
中国では、こんな生活のことを「996」言っているらしい。
ところが、彼のような先端産業の多くでは、さらにひどい働き方をしていて、朝も夜もないという。
以上は、ある日の朝日新聞に掲載されていた記事からである。
それを読んだとき、私の中でゾッとする記憶が蘇ってきた。
以前に国家公務員として霞ヶ関で働いていたときに、それに等しい労働環境にいたからである。
まず、夕方の定時に帰宅する人は、課内でほとんどいなかった。
普段はぎりぎりまで仕事をして、終電に飛び乗る日々。
たびたび深夜まで残業をしたり、徹夜もしょっちゅう。
1日数時間の睡眠が何週間も続くと、さすがに疲れ果てて、休日は寝たきり状態になっていたものだ。
公務員は楽だと思っていたが、まったく違っていた!
ふと限界を感じて、命の危険さえ感じた時もあったほど。
このブログを読んでいる方にとっては嘘みたいな話かもしれないが、
しばしば、職場の同僚とこんな会話をしたものである。
「オレたち、過労死する前に、辞表を出そうな!」
私は、完全に役所の「歯車」となっていたのである。
国会対応、法律改正、予算編成。。。。。
毎日、大量に流れてくる業務に追われ、ただ右から左に仕事を送る機械のような自分がいた。
だから、あまりの忙しさに、物事を自由に考えたり、感じたりする心のゆとりも無くなっていた。
「忙しい」とは、「心が亡ぶ」と書く。
心が亡ぶと、魂も見失い、人間は奴隷のように使われるだけの生き物になってしまうのかもしれない。
そして、当の本人は、そんな自分の状態に、たいてい気づいていなのだ。
(しかし幸運なことに、ひょんなきっかけから私はアデプトイニシエーションを受けることができ、激務の渦から抜け出すことができたのであるが。。。)
さて、話を中国に戻すが、
かの国にでは、今、「劇本殺」」というゲームが流行っていという。
これは映画のような脚本を手にして、お客がグループになって劇中の登場人物を演じるというもの。
そのストーリーは家庭愛、ラブストーリー、事件ものなど、人間性が豊かで深く掘り下げたもの。
参加者は、リアルに人間味あふれる人生を生きているような感じがして、感動のあまり涙を流すこともあるという。
先の若者も、参加したときに、泣き方さえも忘れてしまった自分に気づいたらしい。
いい大学を出て、いい就職をして、出世する。
でも、いつの間にか、職場などの激しい競争にさらされ、人間関係も複雑になる。
世の中の変化も速くなり、心身が擦り切れてしまう。
お金や職業、肩書きといったモノは満たされたが、心の穴は埋められず、深まるばかりの人も多い。
それは中国に限らず、日本をはじめ他の先進国でも同じだと思う。
人生という劇場に、本当の自分を演じている自分がいないのかもしれない。
さて、
リアルな人生、本当の自分の生き方とは何か?
それは、社会の仮面をつけた自分ではなくて、その内側にいる魂レベルの自分ではないだろうか。
誰かが書いた脚本を演じることよりも、自分で自分のために書いた脚本を演じて生きよう!
そうすれば、私たちは人生という樹に、本当の果実を実らせることができるのだから。
人生は、一度きりなのである。
アデプトプログラム
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