遅ればせながら、新年の挨拶をさせていただきます。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今年は正月早々、国際情勢が不安定になる出来事が勃発していますね。
世界のあちこちで、戦争の気配が色濃くなっています。
たまたま、手に取った新聞に気になるコラムが載っていました。
それをヒントにして、今年初めのエッセーを書いてみました。
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詩人である石垣りんさんの作品の中に「天馬の族」という詩がある。
『もしも嵐の影が見えたら
火や風の吹きまく兆候が見えたら
ふだんは従順この上ない我等
一声、嘶(いな)いてふんばろう
梃子でもそっちへ、行かないことだ』
文中の嵐や風は自然界の出来事ではなくて、世の中の不穏な動向を暗示しているらしい。
彼女は馬の眼を借りて、世の人々に忠告を与えているのかもしれない。
さて、世界では、2026年の幕開けから不穏な情勢が漂う。
正月を迎えて、今年は一体どんな年になるのだろうかと、想いあぐねる人も多いだろう。
今年は午年。
時には馬のように嘶いて、物事に対して踏ん張りが必要になる時が来るかもしれない。
宮本武蔵が書いた「五輪書」の中に、兵法の心得としてこんな一節がある。
(下記は原文を現代文に訳してあります。)
・あらゆることについて真実を見分ける力を養うこと
・目に見えない所を悟って知ること
・役に立たないことはしないこと
決して人に騙されず、人生のすべておいて勝つには、自分の眼で物事をしっかりと見極める姿勢が肝心だと説いている。
「天馬」とは、中国の天帝が乗る駿馬のこと。
また、大空を駆け抜けて、何物にもとらわれない自由をも表す。
2026年は周囲に流されず、しっかりと物事の真価を見極めて、天馬のように人生を自由に駆け抜けたいものだ。
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